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贅言とは 言うまでもなく 言う必要のない事・・である


by tennkozann

山歩きの理由

山歩きの理由_f0211225_20023875.jpg冷静且つ客観的に自身を省みれば、意図的に避けてはいるものの、私は政治的駆け引きであるとか政治的議論、或いは政治的根回しなどと云う事が決して嫌いでは無いのだと思う。

しかしどう考えても政治家に向かないと思う点は、些細な異論であるとか、意地悪な論評であるとか、妙な屁理屈をつけての反論であるとかを無視できないという点である。

然るべき某人から「全く低い次元で言っている事など気にしない方が良い、わざわざ自分から低い次元に下りていって相手にする事は無い」と諭され、其れを十分理解しながらも、どうにも癪にさわる事は癪にさわる。
そしてついつい「其れだったら公開討論会でも何でも仕組んでくれ!そして文句のある奴は束になってかかってこい」などと云う気分が頭をもたげ、口走ってみたくも成る。

所謂「蛙の面に小便」という対応が私には無理である。
俺は蛙じゃ無いから小便をかけられたら腹が立つのだ!などと単純な怒りを口走ってみたくもなる。
そういう点では、政治家の鉄面皮や恐るべし!敬服にすら値する。

本日保月城で出会った好青年は、20代の某大手新聞の新聞記者である。
その職業的背景を考えれば、話す内容の手加減や語彙の不足など基本的に心配する必要が無い。
其れでいちいち話していて楽しくなってくる。

まぁ私が山歩きを繰り返すのは、勿論自身の健康管理などと云う事もあるにはあるが、出来るだけ馬鹿馬鹿しい世間の風を受けたくないと云う事に加えて、偶にはこう云う青年や、なにやら人生を達観しているが如き老人なんかとの出会いがあるからかも知れない。


by tennkozann | 2017-09-10 20:12 | Comments(0)