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贅言とは 言うまでもなく 言う必要のない事・・である


by tennkozann

不思議な魅力漂う保月城

不思議な魅力漂う保月城_f0211225_18161372.jpgひとまず30分もあれば本丸跡にたどり着く。
しかしわずか30分であるのに、其処は360度見渡せる場所。
雲海の出ている日の日の出にでも間に合おうものなら、初めての人は思わず歓声を上げる。

30分程度なら楽な事だと大抵の人が思いそうだが、これがなかなかどうして不思議と負荷のかかる山道。

多分そんないくつかの条件が重なるからでもあろうが、登頂回数をカウントして登る人が少なくない。
7000回を超えているかも知れない人が一人。6000台の人が一人。間もなく6000回に手が届きそうなのは当年79歳のTさん。

以前軽く2000回を超えていたOさんと良く出会ったが、最近は出会わなくなった。
最近は着実に回数を増やしているHさんが1000数百回。そして600回を超えているTさんも着実に回数を増やしておられる。
このお二人は基本的に日の出に合わせて登られるので、登りはじめはライトを必要とする時間。

土曜日曜には週末だけの常連さんがあって、しかし週末限定でも相当回数登っておられるようだ。
オカリナを吹く人ケーナを吹く人篠笛を吹く人ホラ貝を吹く人等々、巡り会えば耳を楽しませてくれる。
飲み物持参の人や、自分が作った果物の類いを振る舞う人もある。

因みに私は年内500回を達成できるかどうかと云うところだが、カウントし始める前からの分を数えると多分500回は超えていそうではある。
そしてその程度登っていると、早朝・午前中早い時間遅い時間、午後早い時間遅い時間、どの時間帯に登ってもほぼ確実に顔見知りがある。

保月城趾、続山城百選に選ばれているんだそうだ。時々日本中の山城を巡っているのだという人に出会う事があるが、今後益々そういう人が増えるのだろうか。

私にとっては恰好の場所(車で15分)に在る、不思議な魅力漂う山である。
画像はMさんが撮ってくれた日の出に合わせて登った際の私(8月31日)。
頭には日本手ぬぐいをターバン代わりに巻いている。

by tennkozann | 2017-09-15 19:36 | Comments(0)