一冊の本

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一冊まがりなりにも本を出すと、其の後の反応が面白い。
事情があるにせよ複数冊纏めて求めてくれる人。丁寧に読んで感想をくれる人。社交辞令混じりでも言葉を尽くして褒めてくれる人。勿論何の関心も示さない人。読んではいるらしいが感想も何も無い人等々、其の後の人間観察が楽しくなってくる。

笹倉さんが金子晋氏(金子貫道の次男)に本を届けてくださった。
心身の状態が必ずしも万全では無いが、本当に喜んでくださったことをメールで伝えてきて貰った。
そしてそのメールには三枚の写真が添付してあったのだが、そのウチの一枚は「部屋に一点、永田耕衣の佳品が飾って」あったもの。

それは紛れもなく笹倉さんの制作した欅の額に入っているのだが、それを確かめて私は思う。
永田耕衣・金子晋・笹倉徹、この三氏に、一冊の本を書いたことで私がほんの少し絡んでいることの喜び。
人には理解されないだろうが、私はなんとも言えない喜びを感じる。

更に一冊本を書いたことで、「金子貫道」をネット検索してヒットする検索結果が少しずつ増えている。
早速 兵庫民芸協会も紹介をしてくれている。
少しずつ広がりを見せて、しっかり読み取り著者の真意を察してくれる人が一人でも増えてくれるなら有り難いことだ。

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by tennkozann | 2017-07-19 12:24 | Comments(0)