たっぷり雲海を見てきた

某事業の重要なパーツを任されている女性がいる。
大学では中国古代の「色」に就いての考え方とかを研究の対象にしていたとかで、聡明且つとても真面目な女性だ。
ただその学究的態度と心配性?のところが、俗世間と足並みを合わせるという意味では苦労するな、と心配していたら案の定だ。
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或る縁があって相談に乗る事となったのだが、彼女のやっている仕事そのものは実に丁寧で感心する内容となっている。
しかし、その担当している事業は決して学問では無いのだから、枝葉の伸ばし方などに或る種の抑揚が必要となる。
そしてその為の取捨選択は大胆にしなければ成らない。
私のアドヴァイスの一つはその辺りが中心となる。

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もう一つのアドヴァイスは、対人関係上の駆け引きとでも言うべきものである。
その事業に関わっているメンバーは、必ずしも自ら進んで関わっているのでは無いだけに、思いつきや責任回避や、或いは自らの負担軽減の為に口を挟む事が少なくない。
彼女タイプが最も苦手とする事である。

昨日彼女がお寺に来たのは午後三時過ぎであった。
種々アドヴァイスをして、結局その事業の責任者を交えて三人で話をする事となった。

そもそもこの事業をどのように推進すべきであるかと云う事は、その責任者とかなり以前に話し合って、ほぼ考え方の一致を見ていた(基本的に私は部外者なのだが)。
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その責任者の方針は、昨日も確認して、ぶれていないのが良く理解出来た。
ただ、少なくとも私よりも事の運びが丁寧で、異論を切って捨てるというようなところが無いからか、全体の会議では思いつきの、取るに足らないような意見にも一応耳を貸すようなところが有るらしい。
その事を気にして、件の彼女は自分の仕事を如何に進めて良いのか迷うところがある。

左様判断して、その責任者にも来て貰い、彼女の前で方針のぶれていないことを具体的事実に照らして確認した。
その話し合いの終わったのは夜九時をまわっていた。
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少し睡眠不足気味となったが、霧が深かったので雲海を見ようと保月城に上った。

朝のお念仏には確実に五人の人が参加する。
終わって出かけてたっぷり雲海を味わえる。
何事か相談にやって来る人が有り、然るべき人が声をかければすぐさま(こちらから出かけるのでは無く)やって来てくれる。
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俗に言う『一銭の得にも成らない』事続きだが、しかしこういうのが充実した日々と云う事になるのかも知れない。

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by tennkozann | 2017-11-01 10:24 | Comments(0)