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贅言とは 言うまでもなく 言う必要のない事・・である


by tennkozann

解せない話だ

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朝イチで保月城に出かけたら、まだ七時前だったと思うが、某所で所謂『ねずみ取り』をやっていた。
警官は6~7人居ただろうか。

三連休の中日、行楽に出かける人も少なくないと思うが、その出鼻を挫かれた人が有ったのかも知れない。

警察の理屈は、行楽の季節に交通事故はつきもの、其れを未然に防ぐ為に、と云う事にでも成るのだろう。

しかしそうとすれば、その場所に『行楽の季節 スピード違反に気をつけましょう』とでも大書した看板を林立させて、普段と異なる光景を作って注意を促しでもしたらどうだろう?

行楽に出かける人の出鼻を、朝一番で挫く事も無かろうと、私は思う。
早朝のねずみ取り、少なくとも私には解せない話だ。

過日ダーナの会青壮年仏教講座が開かれた。台風直撃に近い状態となったが、参加者は予定の九割と云うところであった。
その講座の責任者とでも言うべき教化分団長が、県の教化団から来る予定にしていた教化団長に断りの電話を入れたのだそうである。
台風の影響で事故でも起こされれば申し訳無いからと云う配慮であったらしい。

しかし!と私は思う。
現教化団長は、以前の教化団長より熱心に、丹波の取り組みである青壮年仏教講座に関心を持っている。
出かけて来る来ないは当人が判断すれば良い事なのじゃ無いかと私は思う。

断りを入れた教化分団長の人柄はすこぶる良い。
青壮年仏教講座にも真摯に取り組んでいる人である。
しかし、私は今回彼が早々に、敢えてこちらから断りの電話を入れたという判断は、正直なところ解せない。

前の『ねずみ取り』の話にしろ、この話にしろ、それぞれの然るべき判断があるのだろうから私は敢えて議論の対象にしようなどと云う気は無い。

しかし、得るものの陰には必ず失うものがある。
得るものに気を取られて、その陰で失うものに無頓着になる傾向がありはしないかと、私は思う。


by tennkozann | 2017-11-04 20:25 | Comments(0)