新聞掲載 余録

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過日丹波新聞の荻野氏に取材を受けた際、一応これまでに刊行した全ての本を揃えてみた。
それを見て荻野氏は言う『小島省齊の語録があったでしょ?』と。
私は答える『アレは若気の至りだからな・・・』と。
彼は続けて言う『そうですか?私は講演なんかで随分参考にさせて貰いましたけど?』と。

今朝新聞記事となって、なんやかんやと反響があり、中には『丹波布復興の父・金子貫道』に関して、「子供の頃随分可愛がって貰いました。丹波布の話題が出てきてもどうして金子さんの話題が出てこないのか?その訳が分かりそうなので在庫があるなら分けて戴きたい」と早朝訪ねてこられた人が有った。

そんな報告を兼ねて荻野氏に電話したら、丹波新聞社の若い記者が、小島省齊の語録と拳堂に関する本を欲しがっているのだとか。

そこで、私自身は若気の至りと、ついぞ読み返すことも無かった小島省齊の語録を読み返してみた。
40歳の時の文章である。

ん?
全て廃棄処分にしようと考えていたのだが、意外な程しっかりと面白い書き方をしている。
或る事情があって、僅か一週間で書いた小冊子(B5判 61頁)であるが、今よりもマシ!と思える箇所も少なくない。

つらつら考えてみた。
当時は、殆どどこにも自分の思いをぶつける機会が無く、自らのウチに溜まりに溜まっていたモノがあったのだと。
だからこそ、其れを凝縮する形で一気に吐き出せば、40歳にして1週間でこの程度のモノが書けたのだと。

其れに比べて、なんとも間が抜けた毎日を暮らす昨今である。

私は思いがけない自省の時間を持つこととなった(^^ゞ

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by tennkozann | 2018-09-09 19:27 | Comments(0)