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贅言とは 言うまでもなく 言う必要のない事・・である


by tennkozann

人望って何?

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小学生くらいの子に『人望ってどういう事?』と聞かれたらなんと答えるか。
当たらずと雖も遠からざる答としては『周りの皆から信頼される事』と云う事にでもなろうか。

ではその信頼を得るための中身とはどういうモノであるのか。

ネット検索してみると、意外な程『人望を得るためには』的な記述が沢山有った。

或るサイトに人望の篤い人の特徴として「誠実である」「仕事ができる」「分け隔てなく接する」「的確なアドバイスができる」「他人のせいにしない」「感謝を忘れない」「謝罪することができる」「愚痴や泣き言を言わない」「行動で示す」「ポジティブである」の10種類が上げられていた。

又別のサイトでは「人によって態度を変えない」「感謝や謝罪をしっかりできる」「謙虚であり、自慢をしない」「約束を守る」の四つがあげられている。

更に別のサイトでは「待ち合わせ時間や締切日を厳守する」「些細なことでも感謝の気持ちを伝えられる」「自分の非を認めて反省できる」「悪口や陰口、批判をしない」「小さな約束でも必ず守る」「物事を前向きに捉える」だそうだ。

全て納得ではあるが、これって通り一遍の『善い人』を文字化しているに過ぎないのではなかろうか。

私は皮肉を言ってみたくなる。
全部立派な或る種の精神論に繋がっていく内容であるが、なぜ金銭に関して1行も無いのだろう?と。

現実の生活では、妙に金銭にこだわる人間・細かすぎる金銭感覚の持ち主・全ての行動基準が金銭になっている人間、たかる事はしてもおごる事をしない人間等々を見る事があるが、この面々に然るべき人望の集まることは無い。

或いは、夫婦間に問題のある人で人望が篤い人というのは余り聞いたことが無い。
その延長線上で自らの家庭をしっかり治められてない人も、人望とは無縁で無かろうか。

金銭に関して1行も触れないというのは、「人望」という立派な事柄をテーマにする時は「お金話題」は似つかわしくないと云う判断なのであろうか。
夫婦や家庭の問題は、社会人としての評価と分けて考えても良いと云う考え方であろうか。

『人望』それは、箇条書きしてそれを得るためのノウハウを伝えられるというようなモノでは無い。
しかし人望の有る人と無い人が在ることは厳然たる事実。
答が無いまま、私は人望って何だろうと思う。
そう思わざるを得ないことが身の回りに多すぎるからだ。

by tennkozann | 2019-09-12 18:42 | Comments(0)